参考書籍:「人間は自分が考えているような人間になる」 アール・ナイチンゲール 訳:田中孝顕
もくじ
富を増やすための思考法
種のまき方で収穫は決まる
自分にとって一番楽しいことをやりなさい。それが、社会に最も奉仕することになり、ひいては増収のためにもなる。
人生で手に入れた収穫物はすべて、社会にまいた種の質と量の結果だからである。
行動を起こせば、必ず反応があるものだ。
この法則を生かすも殺すもあなた次第なのである。他人のまいた種を頼りにしているだけならうまい汁を吸うことができる場合もあるが、途中で2進も3進も行かなくなる。
高収入を得るためには・・・
人生の勝利者になるために、スーパースターになる必要はない。
あなたと同じ仕事をしている人は、世界中にどれぐらいいるだろう。そして、その職業におけるあなたの地位はどのくらいのところにあるだろう。
今私が訪ねているのは、あなたが人にどのくらい奉仕しているのか、ということなのである。
金持ちとは、他人により優れた価値のあるー需要のあるーサービスを提供できる人のことなのである。
あなたの手に入れてきた報酬は、すべて今までの奉仕の量に比例している。だから、できるだけ人に最大の貢献ができることを探す必要がある。
あなたの偉大さを認識しよう
「考えること」ほど大切なものはない
もし願望や目標が十分達成可能なものなら、思考をその願望や目標に近づける努力をしよう。
人間は、職に就いてしまうと、それがどんなに自分に合わないものでも、現状維持派になってしまうものだ。
もし、仕事が楽しくなければ、どこかに異常があるのだ。
自分が主に興味を持っている分野についての自己開発計画は立てているだろうか。5年間も自己開発すれば、きっと今とは違う人間になっているはずだ。
失業が、人生の最も重要な転機になることがよくある。それは、不安もなくて働いてときないは必要ではなかった気力や想像力を活用し、もっと大きくやりがいのあるチャンスへの欲求を燃え上がらせなくてはならないからだ。
何かを考えるのに、危機が訪れるのを待つ必要はない。すべてが順調なときこそ、さらに向上し昇進していく方法を見つけ出すべきである。こういう考え方こそ、私たちに最も役立つものなのである。
≪粘り強さ≫が成功を生む
人は親切に足を引っ張るものだ
友人というものは、私たちが変わっていくのをひどく嫌がるものなのである。
話しているうちに私たちが何か新しいことを始め、よりよい地歩を築いていることがわかれと、何かと口を差し挟むようになる。
むろん本当の友人であればそんなことはしない。本当の友人とは、私たちが成功することをうらやましく思ったりせず、自分の事のように心から喜んでくれる人たちのことである。
自分の心はつねに開いておくこと
現状の変化を嫌がる人は大勢いる。しかしこうした哀れな人たちの群れに、絶対に仲間入りしてはならない。
もし何事も積極的に受け入れようとするのでなければ、素晴らしいことも楽しいことも何一つ訪れては来はしない、このことを、生きていくうえでの基本的な心構えとすべきである。
「成功とは、価値ある理想や目標を段階を追って実現していくことである」
成功できない人間とは?自分の生き方を自分で決めようとせず、自分の置かれた環境にいつまでもしがみついている人間である。
環境とは、いつまでもそのときの自分を映し出す鏡のようなものだ。どれだけ勉強を積み重ねてきたか、どれだけ他人に貢献してきたか、いわば自分自身の明細書がそこに映し出されているのである。
道はいくらでもある
すべては、あなたの選択次第
あなたや私が生き、働いている。あるいは失業中であろうと、あなたも私も、さらに高い生活水準を達成し、そして自分の人生の質を高めていく、ほとんど無限のチャンスを持っているのである。
この書籍は、自分が初めて買った自己啓発本。
いままでの自分はというと、ただ働いて好きな物を買っては、テレビや漫画ぐうたらな生き方をしていたと思います。
アール・ナイチンゲールを知ったのは、YOU TUBEの名言格言で、言っていた言葉がみょうに心に刺さったので買ってみました。
当初は書籍代に2000円位だすのも、もったいないとおもっていたほど
文庫で850円だから買う気になったんでしょうね
今では、普通に興味のある書籍は迷わず買います
行動を起こさないと、何も変わりません。
自分の人生が少し変わった気がして、オススメできる書籍なので興味がある人は是非読んでくださいね。
旅する投資家。