参考書籍:【マンガ 恋する株式相場! 今から始める!新時代の投資術 ホイチョイ・プロダクション ダイヤモンド社】
2019年5月~2023年3月の話が収録。
本書は知識ゼロでもマンガを読むだけで知識がついて、投資のことについてしっかり勉強でき
人気テーマを厳選し、令和の「投資の新常識」を学べます。
- 株主総会
- TOB
- バブル
- 物言う株主
- 脱炭素
- EV
- メタバース
- 円相場
- 分割
- FTX
- 新NISA
VOL 01~ VOL 23 で構成。
上のリストは、おおまかにリストアップしています。
この書籍は、一番売れてる、月刊マネー誌ZAi(ダイヤモンド・ザイZAi)
月刊マネー誌ZAiは、最近ではたまに買う程度にはなりましたが、ひと昔前は毎月買っていましたね。
その中の連載マンガ(恋する株式相場)、簡単に理解できてわかりやすく面白い、必ず読んでいました。
マンガなので読みやすく自分は2、3日ぐらいで読み終えました。
株初心者から中上級者も楽しめる内容。
株初心者の方は、下の「マンガ 恋する株式相場!ーゼロからわかる!投資入門」がおすすめ!!
ホントにマンガを読む感覚でスラスラと読み終わっちゃいます。
一部ではありますが、TOB、株式分割のことに触れていますが、本書のマンガのほうが分かりやすい内容なので
是非、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
旅する投資家。
TOB(公開買い付け)=Take Over Bid
株主は、持ち株数に応じて、その会社に対する様々な権利をもっています。
株を多く持っていればいるほどその権利は大きくなります。
ある会社の発行済み株式数の1%を持っていれば、株主総会で議案を提案する事ができます。
3%以上でその会社の帳簿を閲覧・コピーする事ができます。
3%以上を半年持ち続ければ、株主総会を招集して取締役を解任を請求す
ることが出来ます。
34%以上持てば、株主総会で提案される議案に拒否権を行使することが
できます。
51%以上持てば、取締役を選んだり決算を承認したり一つまり、その
会社の経営権を握ることできます。
そこで、最も重要なのは経営権を手に入れられる、51%以上のライン(過半数)
株式市場に上場している会社の株を51%以上手に入れられようとしたら、不特定多数の株主から買い集めなければなりません。
証券取引法は、会社の経営権取得を目的に株を買い占める者には期間・数量・価格を開示してオープンに買うように定めています。
これが、TOB(公開買い付け)=Take Over Bid
株式分割
株式分割とわ、会社の株を複数に分けること。
2020年10月、東証は株価が5000円を超えている会社に、最低購入額が50万円を下回るようにすることを検討してくれと要請。
トヨタは、21年9月末に株を5分割したました、株価が9795円から5分の1の1959円に
株主数が51万人から81万人に6割増えた。
本当は分割なんかしたくない企業の方が多い。
第1に、株主数が増えると株主への送付文書の郵送代とかのコスト増加
第2に、素人が株主になると、IRにとんでもない電話が殺到するので、対応に人員を増やさなければならない。
第3に、株主数が増えると金額ベースの売買量が減ってしまう場合がある。
個人投資家による1日の売買量の70%は、信用取引だという調査もあり。
東証の1日の取引額の4割までが、AIを使ったアルゴリズム・トレードだというデータもある。
AIは個人投資家が苦手で株主数が増えれば増えるほどAIは先が読めなくなる。
それでその銘柄を手放してしまう。
AIが手放すということは、機関投資家が手を引いて、その銘柄の売買のスケールが小さくなること。