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「初めてのロードバイク購入ガイド:失敗しない選び方とおすすめ」自分がピナレロバイクを買った理由

ロードバイクを選ぶとき、数あるブランドの中でなぜPINARELLO(ピナレロ)が特別なのでしょうか?私も初めは様々なブランドを見比べたり、スペックや価格、デザインなどを見ながら迷いました。決めた理由は、断然性能だけでなく、その「デザイン」と「ストーリー」になりました。ピナレロのバイクには他にはない魅力があり、乗ればその違いがわかります。

PINARELLO(ピナレロ)と聞いて真っ先に浮かんでくるのは、やはりツール・ド・フランスなどのグランツールでの圧倒的な勝利と、ピナレロ革新的なデザインと技術「ONDAフォーク」とさせていただきます。

ピナレロの「ONDAフォーク」の光と影

ピナレロの魅力を語るために

ピナレロは、ただのロードバイクのブランドではありません。その名前を聞くだけで、ロードバイク愛好家の心が熱くなる...それがピナレロの特別な魅力です。このブランドには、イタリアの美意識とエンジニアリングの結晶の数々、レースでの勝利や、トップライダー達の信頼を得てきた実績が、ピナレロを統一ロードバイクの枠を超えた「伝説」に昇華させているのです。

ピナレロ「ONDAフォーク」デビュー

ピナレロの「ONDAフォーク」は、ロードバイク業界でも特に注目を集める特徴デザインと構造を持つフォークです。このフォークは、湾曲した独自の形状が美しいだけではなく、機能面でも非常に優れています。ピナレロを象徴する技術の一つです。

「ONDAフォーク」が受けた批判

ピナレロの「ONDAフォーク」は、当初はその独特な湾曲デザインに対して賛否両論があり、酷評されました。そのため、ONDAフォークのS字カーブのようなデザインは「奇抜」「派手」と捉えられ、懐疑的な目で見られたのです。

ONDAフォークは「見た目が重視されすぎているのではないか」「本当に性能向上につながるのか」といった批判がありました。特にプロライダーやメカニックからは、「複雑な形状が性能を損なうのでは」という声もあり、一般のバイク愛好家からも当初は受け入れられにくいと感じられたようです。斬新すぎるデザインは、時に批判的となることがあり、ONDAフォークもその一例と、思い込みでしょう。

時間をかけて証明したONDAフォークの性能

しかし、実際にONDAフォークがプロレースで使用されると、その振動吸収性や安定性が評価されるよになり、徐々に性能が認められました。ONDAフォークは湾曲したため、路面からの穏やか振動を吸収し、長時間の走行でも快適さを提供するという現実的な余裕が証明されていくのです。

特に、潮目が変わのはツールドフランスなどのグランツールで多くの勝利を重ね、ONDAフォークがライダーにとって実際に効果的であることが証明されると、その評価も改善されていきます。

1.ユニークな「S]字の湾曲デザイン

ONDAフォークの最大の特徴は、「S」字のようなカーブした独特なフォーク形状です。このデザインは見た目にして美しくて、アートのように見えるかもしれませんが、仕上げ装飾ではありません。空力効率、剛性、そして振動吸収性のバランスを考えて、この湾曲を細部まで計算して設計しています。

2.空気抵抗の軽減と走行安全性の向上

ONDAフォークは曲線的な形状は、空気がスムーズに流れるように設計されており、ライダーが高速走行しても空気抵抗を極力抑えることができます。感覚が増し、特に高速走行時や下り坂でのコントロール性が非常に向上します。

3.左右非対称デザイン、パワー伝達を最大限に活かす剛性

ONDAフォークの非対称デザインは、特にペダルを踏みこんだ時のパワー伝達にも貢献しています。ロードバイクは出せるパワーの伝達や路面からの振動が左右で異なるため、実は左右均等に負担がかかるわけではありません。一般的なフォークは左右対称ですが、これではライダーに伝わる振動が不均一です。ピナレロのONDAフォークはこの問題に着目し、左右非対称設計を採用することで左右のバランスを考慮することを目指しました。

当時の酷評を覆す形で、ONDAフォークは今のピナレロの代名詞に

ONDAフォークに対する評価が大きく変わったのは、ピナレロのバイクがツールドフランスなど世界的なに有名なレースで何度も勝利を収めたのがキッカケです。特に、ピナレロが「チーム・スカイ」(イネオス・グレナディアーズ)の公式バイクとなっての快進撃が、ONDAフォークの評価を劇的に変えました。

当時、チーム・スカイのトップ選手である、ブラッドリー・ウィギンスやクリス・フルームがツールを駆って、優勝し、その度にピナレロのバイクが注目され、ONDAフォークのパフォーマンスに注目が集まりました。このような世界最大のレースで勝利によって、ONDAフォークがライダーにとって実用的なかつ効果的であることが証明され、批判の声も徐々に消えていたのです。

ONDAフォークは、機能性とデザインを両立させた先進的な試みとして、今ではピナレロの象徴的なパーツとなっています。その実績により、現在では多くのブランドが独自のフォークデザインやフレーム形状に挑戦しており、ピナレロのONDAフォークはパイオニア的な存在として業界に影響を与えていきます。

まとめ

ONDAフォークはは、視覚的にも非常に個性的で、ピナレロの象徴的なデザインとして愛され続けています。このデザインは、ただ見た目の斬新さを追求したものではなく、徹底した研究とテストに基づいたもであり、ピナレロの象徴でもあります。ONDAフォークのクッション性がバイク全体に調和を保ち、ピナレロらしさを一目で感じられる点も、ライダーにとっての誇りとなります。

ピナレロの「ONDAフォーク」がデビューした時は、その独特な湾曲デザインは「奇抜すぎる」「見た目重視で本当に機能するのか?」と散々な評価と酷評をうけました。

しかし、その批判は一変します。

特に、クリストファー・フルームやブラッドリー・ウィギンスといった選手が、ピナレロのバイクで大舞台を勝ち抜く姿は、世界中のロードバイクファンを魅了しました。「奇抜と言われても、それが何だ?勝利こそが本物の証明だ。」そう言わんばかりに、ピナレロのは、その革新性と強さを証明し、現在のONDAフォークはピナレロの象徴となっています。

2012年モデル「PINARELLO FP3」を購入。当時の値段で34万円ぐらいでした。結構、頑張って出したお金ですね。その後もアクセサリー、その他でお金も掛ります、それでも徐々に物を揃える楽しさもあり、どのバイクにしようかで悩んでいるのもまた、楽しむのもいいと思います。「自分がコレだ!」と思うことが大切だと思います。そこからスペック、価格を比較検討してみてはいかがでしょうか。

自分がピナレロを選んだのは、デザインもさることながら、そのサクセスストーリーにも引かれたのも大きかったと思います。「批判と酷評」され、のちに批判を覆す!こんなカッコいいストーリーがあったことが少しでも知ってもらえたら、この記事を書いたことの意味があったとゆうことで嬉しです。もしピナレロバイクを街やショップで見かけたら思い出してもらえたら幸せです。

下記にピナレロジャパンのリンクを貼って置きますね。

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