こんにちは!ロードバイクで色々なところを巡るのが大好きな私です。今回は、歴史好きのサイクリストなら一度は訪れてみたい、奈良の平城宮跡歴史公園をサイクリングしてきましたので、その様子をレポートしたいと思います。
平城宮跡とは、正式名称【平城宮跡歴史公園】といい奈良市内の国営公園です。奈良時代の都「平城京」の中枢となる跡地であり、世界遺産「古都奈良の文化財」の一つにも選ばれています。
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先に結論:回り方と所要(平城宮跡歴史公園)
- おすすめ順:① 朱雀門ひろば → ② 大極殿エリア → ③ いざない館(展示)
- 所要時間の目安:さくっと 60〜90分 / じっくり 90〜150分(展示+写真)
- 混雑・写真:朱雀門前は 朝・夕 が狙い目。大極殿は斜め構図で奥行き◎
- 自転車メモ:園路は 歩行者優先・進入不可区画あり。標識に従い、撮影時は自転車を降りる/通路・芝地の乗り入れ禁止
- アクセス:近鉄「大和西大寺」駅から徒歩 約1.0〜1.5km。バスは目的施設に近い停留所(例:佐紀町/大極殿)を選ぶと動線が短い
※外部サイト(Googleマップ)が新しいタブで開きます。最新の開館情報・イベントは公式でご確認ください。
平城宮跡歴史公園の魅力
「平城京跡」は、和銅3年(710)に藤原京より遷都された平城京の中心であった宮跡。1998年(平成10年)12月に「古都奈良の文化財」として登録。
2018年3月24日(土曜日)に5つの複合施設のある【朱雀門広場】がオープンし、【平城宮跡歴史公園】となりました。平城宮の過去・未来を総合的に案内してくれる「平城宮いざない館」や観光拠点施設「天平みはらし館」、レストランやカフェの「天平うまし館」、観光情報を集約した「天平みつき館」などの施設が建設されました。


平城宮跡歴史公園は、奈良時代の都・平城京の中枢(大内裏)跡に整備された広大な公園で、1998年には「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。園内には朱雀門や大極殿などの復原建物が点在し、開けた景観の中で歴史のスケールを実感できます。
サイクリング目線では、舗装園路が中心で走りやすい一方、歩行者優先や自転車進入不可の区画もあるため、スピードは控えめに。
朱雀門前の一直線は写真映えスポットで、朝夕は人が少なくゆったり回れます。季節の見どころは、春の桜と秋の紅葉。芝地と復原建物のコントラストがきれいに出ます。
アクセス(公共交通/自転車/車)
公共交通(おすすめ)
- 最寄り駅:近鉄 大和西大寺駅(北口側)から徒歩 約1.0〜1.5km
※ 目的エリア(朱雀門ひろば/大極殿)により入口が変わります。 - バス:奈良交通バスの「佐紀町」「大極殿」などが目安の停留所です。降車場所は訪れる施設に合わせて選ぶと動線が短くなります。
- 所要の目安:近鉄奈良・西大寺エリアから 約10〜25分(徒歩/バス含む)
ダイヤ・停留所は変更になる場合があります。最新の運行情報は公式サイトでご確認ください。
自転車(ロードバイク)
- 園内ルール:園路は歩行者優先。一部は自転車進入不可の区画あり(案内標識に従う)。
- 走行マナー:速度は控えめ。写真撮影は自転車を降りて安全確保。
- 駐輪:案内表示のある公共駐輪スペースを利用。芝地や通路への駐輪は不可。二重ロック推奨。
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車
- 近隣に有料駐車場あり。台数・営業時間は時期により変動します。最新情報は公式で要確認。
平城宮跡歴史公園へのアクセスは目的とする施設によって異なることがあります。平城京跡は広大なため目的の施設によっては降りるバス停も変わってきます。
バス
〈らくらく 奈良めぐり〉:奈良中心市街地公共交通活性化協議会が管理しているサイトになります。 奈良公園・平城京跡周辺やお得な乗車券情報をリアルタイムで発信、バス情報・パーク&バスライド情報を掲載。古都をスィーと!らくらく奈良めぐり。
徒歩(参考)
- 徒歩の場合:大和西大寺駅を出発点とした場合1㎞~1,5㎞の道のりです。
上記ではザックリな説明になりましが、それには理由があります。それは平城宮跡歴史公園が広すぎる!東京ドーム約27個分(約130ha)あると言われる平城宮跡歴史公園、公共交通機関が複雑に絡み合っているので下調べが重要。
地図で場所を確認(Googleマップ)
※外部サイト(Googleマップ)が新しいタブで開きます。
- 〈国営平城宮跡歴史公園〉:平城京跡管理センターが管理しているサイト。ご利用案内から、イベント情報、エリア施設紹介からアクセス方法、バス駐車場の予約・団体利用申し込みまでいろいろ掲載されています。〈https://www.heijo-park.jp/information/access/〉
おすすめのルート 自転車 🚴♂️
平城宮跡歴史公園は、ロードバイクで訪れるのに最適な場所の一つです。広大な敷地内を爽快に走りながら、歴史を感じられる貴重な体験ができます。
🚋 1.JR奈良駅か近鉄奈良駅からのアクセス
【近鉄奈良駅】からは、平城宮跡歴史公園まで約5㎞。奈良市内を走り抜け、歴史的な建造物を見ながらサイクリングを楽しむことができます。
【JR奈良駅】から平城宮跡歴史公園までは、ロードバイクで約15分程度です。距離にして約4㎞。ロードバイクに乗るにはちょうど良い距離感です。
ルート:JR奈良駅を出発し、県道754号線を北西に行きます。佐保川沿いを走るルートがよく、景色も楽しめるのでおすすめです。朱雀門の手前で左折し、公園に到着します。
🚋 2.大和西大寺駅
大和西大寺駅からは、平城宮跡歴史公園まで約4㎞。平城宮跡歴史公園の南側を通るルートで、比較的交通量も少なく、走りやすいです。
平城京跡ルート 徒歩 🚶♂️
誰もが一度は耳にしたことがあろう、有名な歌の一つ。「あおによし」とは奈良を褒め称える言葉。1300年前、この地に宮が置かれ、都として栄えた。東を見れば、青々と茂る若草山や地面の下には当時の遺跡が眠る、この華やかな歌は今も語り継がれています。
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1 近鉄大和西大寺駅 スタート
約0,7㎞(徒歩約14分)
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2 平城宮跡
約0,5㎞(徒歩約10分)
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3 長屋王跡地
約0,2㎞(徒歩約4分)
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4 万葉歌碑/奈良市庁舎前庭
約0,7㎞(徒歩約14分)
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5 近鉄新大宮駅 終点

平城宮跡は0円で楽しめる|奈良の歴史スポット
平城宮跡歴史公園は、奈良時代の都・平城京の中枢部(大内裏)跡を保全・公開する歴史公園です。園内には朱雀門や大極殿などの復原建物と展示施設が点在し、入園は無料、常設のガイダンス施設も原則無料で見学できます。
\無料⁉/
※運用は変更される場合があります。最新情報は公園公式の案内をご確認ください。
公園の大半は地中遺構の保護を目的とした芝地で、通行できる園路が整備されています。復原建物の外観や広い空の下の景観を歩いて楽しめるのが特徴で、歴史遺産の上をたどる感覚を安全に体験できます。
奈良観光の後に大阪方面へ足を伸ばすなら、ベイエリアの人気スポットをまとめて回るのもおすすめです。
大阪方面へ足を伸ばすなら海遊館&天保山の王道コースが回りやすいです →
有料となり得るもの(例)
- 朱雀門ひろば交通ターミナル等の駐車場
- 奈良めぐり平城宮跡前駐車場
- レンタサイクル
- 飲食・物販(売店・レストラン)
- 体験プログラム・特別展示 など
季節の見どころ
- 桜:3月下旬〜4月上旬。朱雀門ひろば〜大極殿の広い抜けで写真が映えます。
- 紅葉:11月中旬〜12月上旬。復原建物と芝地のコントラストが◎。
- サザンカ:11〜12月ごろに園路沿いで点在。朝は逆光を避け、順光側+背景を抜くと花色がきれいに出ます。
春には桜、秋には紅葉と、四季の彩りが楽しめるのも平城宮跡の魅力です。特に秋の紅葉は奈良だけでなく京都とあわせて楽しむと旅の幅が広がります。
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平城宮跡歴史公園に関する質問
注意点(安全・マナー・ルール)
- 天候への配慮:雨天時は路面が滑りやすく、視界も悪化します。走行は控えるか、速度を落として十分に注意してください。
- 通行区分の遵守:可能な範囲で自転車道/自転車可の園路を利用し、歩行者と十分な間隔を保ちます。混雑区間は押し歩きが安全です。
- 交通ルールの順守:信号・一時停止・徐行など基本を守り、周囲への配慮を徹底してください。
- 現地標識の確認:園内には自転車進入不可区画があります。標識・案内表示に従ってください。
- 装備の基本:夜間・薄暮は前照灯と尾灯を点灯。ベルを備え、ヘルメット着用を推奨します。
※ 運用ルールは変更される場合があります。最新の案内や現地標識に従ってご利用ください。
まとめ
平城宮跡歴史公園は、入園無料で世界遺産の雰囲気を体感できる貴重なスポットです。朱雀門や大極殿といった復原建物、広大な芝地を巡りながら、奈良時代のスケールを肌で感じられます。園内は歩行者優先で、部分的に自転車進入禁止のエリアもありますが、サイクリング目線でも気軽に立ち寄れるのが魅力です。
アクセスは近鉄「大和西大寺」駅から徒歩またはバスが便利。駐車場やレンタサイクルなど有料サービスも整備されており、用途に合わせて利用できます。季節ごとに桜や紅葉が映えるため、観光や写真撮影の目的でも楽しめます。
この記事では、基本の回り方・所要時間・注意点を整理しました。
次は、実際に走ったコースや他の奈良・大阪エリアの記事も参考にして、あなたのサイクリングや観光プランに役立ててください。
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