初めて夜道を本格的に走ったときのことです。
街灯が少ないサイクリングロードで、ライトの光が思っていたより届かず、前方の路面がぼんやりしか見えませんでした。
「もし段差や落ち葉があったら転んでしまうかも…」と、不安でペダルを踏む力が弱まったのを今でも覚えています。
そのとき使っていたのは安価なライト。明るさもランタイムも心もとなく、「これでは夜は走れない」と痛感しました。
そこから色々調べて試した結果、ようやくたどり着いたのがCatEyeのVoltシリーズです。
「Volt」は、しっかり前方を照らし、配光も自然で、バッテリーも安心。
初めて使った時、「これなら夜でも安心して走れる」と心から思いました。
あなたも、
「Volt400とVolt800、どちらを選べばいいの?」
「ルーメンって数字が大きければいいの?」
そんな疑問や不安を抱えていませんか?
この記事では、初心者の方でも迷わず選べるように、筆者の体験をふまえてVoltシリーズの選び方ガイドを優しく解説していきます。
あなたのライドにピッタリの1本を、一緒に見つけていきましょう。
💡 この記事でわかること
- ✅あなたの走り方に合う「最適なVoltモデル」が一目でわかる
- 🐣初心者が陥りがちな「よくある不安」と、その具体的な解決策
- 📊モデルベルのスペック比較表で、価格・明るさ・ランタイムの違いが理解できる
- 🥉筆者のリアル体験をもとにした「おすすめランキング」で迷いが解決できる
- 🚴♂️通勤・ナイトライド・雨天など、シーン別の選び方もわかる
✅ 結論:迷ったらVolt800/街乗り中心はVolt400
- 迷ったら万能型のVolt800
- 外灯が多い街乗り中心ならVolt400/400XC
- 真っ暗な峠やナイトロングならVolt1700+サブライト
キャットアイの「Volt」シリーズとは?
キャットアイ「Volt」シリーズは、ロードバイクやクロスバイクで人気の高性能ライトです。
夜間走行や早朝ライドに欠かせないアイテムで、明るさ・軽さ・バッテリー持ちがバランスよく設計されています。
初心者にとって迷いやすいのが「Volt400」と「Volt800」のどちらを選ぶべきかという点。ここでは両モデルの違いを詳しく見ていきます。
ライト選びの不安と解決策
不安①:400ルーメンで足りる?
街灯のある街中なら十分。
配光設計+角度調整でしっかり視界が確保できます。
不安②:長時間ライドで電池切れが心配
カードリッジ式充電池+モード切替で解決。ロングはVolt1700が安心。
ここで「同じキャットアイならAMPP(アンプ)シリーズでもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
AMPP(アンプシリーズ)はバッテリー一体型USB充電式でシンプルに使えるのが利点であり、短時間の通勤には十分です。
ただし電池が切れると充電が終わるまで再点灯できないのが弱点。
一方「Volt」はカートリッジ式バッテリー対応で、予備を持っていれば抜き差しで即復帰できます。
夜間やロングライドでは、この安心感が大きな差になります。
👉 だから筆者は、AMPPよりVoltをおすすめしています。
不安③:点滅モードだけで走れる?
日本の道路交通法では点灯が基本業務。
点滅は補助として活用を。
不安④:段差でライトがズレない?
フレックスタイト ブラケットでしっかり固定。
毎日外す人は400XCのバンド式が便利。
Volt vs AMPP 詳細比較表
項目 | Voltシリーズ | AMPPシリーズ |
---|---|---|
バッテリー形式 | カートリッジ式(交換可能) | 内蔵一体型(交換不可) |
充電方法 | USB充電+予備バッテリー交換で即復帰 | USB充電のみ |
ランタイム切れの対応 | 予備を差し替えてすぐ再点灯 | 充電完了まで使用不可 |
おすすめシーン | ロングライド・ナイトライド | 通勤・街乗り |
安心感 | 即復帰できる安心感 | 短時間なら問題なし |
価格目安 | Volt400:約6,000〜8,000円Volt800:約11,000〜13,000円Volt1700:約19,000〜22,000円 | AMPP500:約5,000〜6,500円AMPP800:約7,000〜9,000円AMPP1100:約9,000〜11,000円 |
価格だけで選ぶと後悔する理由
AMPPはVoltより手頃ですが、夜間にバッテリー切れ=走行不能という不安を抱えることになります。
価格差以上の安心感を得られるのがVoltシリーズです。
モデル | 最大明るさ | ランタイム | 重量 | 装着方式 | 価格目安 |
---|---|---|---|---|---|
VOLT400 | 400lm | 3〜8h | 約120g | FlexTight | 約9,900円(税込み) |
VOLT400XC | 400lm | 2.5〜13h | 約95g | バンド式 | 約5,500〜7,000円 |
VOLT800 | 800lm | 2〜8h | 約140g | FlexTight | 約18,700円(税込み) |
VOLT1700 | 1700lm | 2〜15h | 約256g | FlexTight | 約19,000〜22,000円 |
VOLT400 DUPLEX | 400lm+後10lm | 3〜30h | 約120g | ヘルメット | 約9,900円(税込み) |
「Volt400」と「Volt800」の基本スペック比較
項目 | Volt400 | Volt800 |
---|---|---|
最大ルーメン | 400 lm | 800 lm |
バッテリー持続時間 | Highモード:約3時間 | Highモード:約2時間 |
重量 | 120g | 140g |
USB充電 | 〇 | 〇 |
取り付け | ハンドルバー用 | ハンドルバー用 |
価格目安 | ¥9,900(税込み) | ¥18,700(税込み) |
明るさの違い
Volt400は街灯のある道路なら十分な明るさ。 Volt800は街灯が少ない郊外や真っ暗な道でも安心できる光量があります。
バッテリーの持ち
Volt400は消費が少ない分、持ち時間がやや長め。 Volt800はパワフルですがバッテリー消費も速めなので、夜のロングライドでは予備があると安心です。
重さとサイズ感
Volt400は軽くてコンパクト。初めてのライトにピッタリです。 Volt800は少し重めですが、その分「とにかく明るさ重視」という方には強い味方になります。

初心者さん向け!ライトの選び方
街中や通勤メインなら「Volt400」がおすすめ
- 街灯のある道路を走ることが多い
- 軽くてシンプルなライトが欲しい
- コスパを重視したい
夜間ライドや郊外まで走るなら「Volt800」がおすすめ
- 特徴:中間クラスの万能ライト。明るさとサイズのバランスが良い。
- 光量:最大800ルーメン。暗闇やトレイルでも安心して使用可能。
- 価格帯:中価格帯で、耐久性と性能を考えると非常にお得。
- おすすめポイント:長距離ライドツーリングや、夜間練習にも対応可能な高い凡用性。
- 使用感:明るさが安定しており、簡単に充電できるUSB対応。
筆者おすすめランキング
第1位:Volt800(万能型)
第2位:Volt400(街乗り特化)
第3位:Volt1700(本格ナイトライド用)
シーン別おすすめランキング
- 🚴♂️通勤・街乗り→Volt400/400XC
- 🌙ナイトライド→Volt1700/800+サブライト
- 👀被視認性重視 → VOLT400 DUPLEX
- 💰コスパ重視→Volt400
「Volt」Q&A
通勤や街乗りが中心
「Volt400」がおすすめ。軽量で安価、日常的なバランスが良い。
中・長距離ライドや週末ツーリングに出かけます
「Volt800」が最適。光量とバッテリーライフのバランスが良く凡庸性が高い。
まとめ
キャットアイの「Volt400」と「Volt800」は、用途によって選ぶべきモデルが変わります。初心者でも街乗り中心ならVolt400、夜間の郊外ライドや長距離ツーリングならVolt800がお勧めです。
volt800は特にコストパフォーマンスに優れ、光量や持続時間、耐久性のバランスが絶妙です。夜間の峠や暗い近郊でのライドでも安心感があり、ライト自体の装着も簡単でしっかり固定できます。
キャットアイのvoltシリーズは、サイクリストのあらゆるニーズに答えた優れたライトです。それぞれの独自のメリットがあるため、用途や予算に合わせて選んで良いでしょう。
自分にライドスタイルに合ったライトで、安心・快適なライドを楽しみましょう。
ソロ活忍者

