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はじめに
ロード用ヘルメットは、あなたのライド体験をより安全で快適にするパートナーです。まず、何よりも大事なのは「安心感」。
スピードが出るロードバイクでは、万が一の事故の際に頭をしっかり守ってくれるヘルメットがあるだけで、ライド中の不安が一気に軽減されます。家族や大切な人に安心してもらえるのも大きなポイントですよね。
ロードバイクはスピードとスリルを求めるサイクリストにとって、安全性は絶対不可欠です。
その中でも、ヘルメットは最も基本的で重要な安全装置です。
しかし、多くの種類やブランドがある中で、どのヘルメットを選べばよいのか迷ってしまう方も多い事でしょう。
そこで、ロードバイクのヘルメット選びにおける重要なポイントを解説します。
ロードバイクにヘルメットが必要な理由
1.頭部を守る最も重要なアイテム
交通事故による死亡原因の中で、最も多いのが「頭部への損傷」です。ロードバイクの転倒や衝撃では、地面や車との接触で頭部を強打する危険が高く、ヘルメットの有無が生死を分けることがあります。
最優先事項は、ヘルメットの安全性です。信頼性の高い安全基準を満たしているかを確認しましょう。
日本ではJIS規格、欧州ではCE規格がそれにあたります。また、アメリカではCPSC規格が一般的です。これらの規格を満たしているかどうかチェックし、自身の安全も確保しましょう。
規格:JIS(日本)/CE(欧州)/CPSC(米国)
競技:JCF公認=公式レースで使用可能な認証。
2.法律や地域ルールでの着用義務
日本では2023年4月から道路交通法の改正により、自転車利用者の「ヘルメット着用努力義務」が施行されました。努力義務ではありますが、自治体によっては補助金や着用率向上の取り組みも進められており、社会的にも「ヘルメット着用が当たり前」の流れが広がっています。
※ 2023年4月1日施行の道路交通法改正により、すべての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務が課されました(罰則なし)。出典:警察庁・警視庁。
3.自分だけでなく周囲も守る
事故で意識を失うと、自分だけではなく他人を巻き込むリスクも高まります。
ヘルメットを着用することは、自分の実を守るだけでなく、家族や仲間を安心させる行動にもつながります。
夜間装備もあわせて最適化 → Voltライトの選び方 / 携行品チェック → ツールケースの中身
🚴♂️ロードバイク用ヘルメットのメリット
ロードバイクを乗り続ける際、快適な通気性は重要です。
長時間のライド中に過度な汗や熱を逃がすために、十分な通気口があるヘルメットを選びましょう。また、内部のパッドが肌にやさしく、適切なクッション性を提供するかどうかもチェックしましょう。
ヘルメットは頭部を保護するための装備ですが、正しいフィット感がなければその役割を果たしません。頭部にフィットし、適切なサイズのものを選ぶことが重要です。試着してみて、適切なフィット感が得られるかどうか確認しましょう。
また、ヘルメット調整機能があるかどうかもチェックしましょう。
軽量で快適に着用できる
ロードバイクでは軽量性が重視されます。重いヘルメットは首や肩に負担をかけ、長時間のライドを不快にする原因となります。
軽量でありながら耐久性があるヘルメットを選ぶことで、快適なライディング体験を実現できます。
デザイン性と個性を演出
安全性や機能はもちろん重要ですが、自分のスタイルや好みにあったヘルメットはを選ぶことも大切です。幅広いカラーやデザインの中から、自分にピッタリのものを選びましょう。
また、リフレクターなど、夜間や悪天候の視認性を高める機能も検討してみてください。
レビューや評価の確認
購入を検討しているヘルメットについて、他のユーザーや専門家のレビューや評価を確認することも重要です。実際の使用感や耐久性、性能などについて、信頼性の高い情報源から情報を収集しましょう。
ロードバイクヘルメットは、乗り手の安全を確保するための重要な装備品です。安全性や快適性を両立させた最適なヘルメットを選ぶことで、安心して快適なライドを楽しむことができます。
以上のポイントを押さえながら、自分に最適なヘルメットを選びましょう。
夜間装備もあわせて最適化 → Voltライトの選び方 / 携行品チェック → ツールケースの中身
🔰⛑ロードバイクのヘルメットの選び方|失敗しないポイントとおすすめブランド
1.サイズ選びが最重要
ヘルメットの性能を発揮するのは「正しいサイズ」を選ぶことが欠かせません。
- 頭囲を計測:メジャーで眉毛の上から後頭部を一周させ、自分の頭囲を測定します。
- フィット感をチェック:前後・左右にずれはないか、ベルトを締めたときに安定するか確認しましょう。
- メーカーごとの形の違い:欧州ブランドはやや丸形、日本ブランドは横幅が広いモデルが多いので、自分の頭の形に合う物を選ぶのがコツです。
2.安全性能を確認する
- 安全規格マーク:日本自転車競技連盟の公認。レース参加には必須。
- CE規格(欧州)/CPSC規格(米国):国際的に通用する安全基準。
最新技術「MIPS(ミップス)」
MIPS搭載モデルは、斜めからの衝撃を軽減する構造を持ち、脳へのダメージを減らすと注目されています。安全性を重視する方は選択肢に入れる価値ありです。
3.用途に合わせてタイプを選ぶ
ロングライド・通勤向け
- 軽量で通気性が良いモデル
- 長時間でも蒸れにくく快適
レース・スピード重視向け
- 空気抵抗を抑えたエアロタイプ
- 高速巡航時のパフォーマンスを高める設計
初心者・街乗り向け
- 手軽な価格帯(1万円前後)でも十分な安全性
- カジュアルに合うシンプルなデザイン
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4.おすすめブランド3選
OGK Kabuto(オージーケーカブト)
OGK Kabuto(オージーケーカブト)は日本のヘルメットメーカー。 自転車・オートバイ用ヘルメットを中心に、安全性とフィット感を両立した製品を展開しています。JCF公認モデルも多数ラインアップ。
国内ユーザーの頭形に合わせた設計でフィットしやすく、安全規格(JIS/CE/CPSC)の適合表示も分かりやすいのが魅力です。通気性・軽量性・価格のバランスが良く、通勤〜週末ライドまでカバーできます。
こんな人におすすめ:「まずは失敗せずに1個買いたい」「真夏でもムレにくいモデルがほしい」「日本人の頭に合いやすい形を選びたい」
- フィット感:ダイヤル式アジャスターで微調整しやすい
- 快適性:ベンチレーション多め、インナーパッド脱着が簡単
- 価格帯:エントリー〜中価格帯が充実(目安:1〜2万円台)
購入時はサイズ表(頭囲cm)を確認し、可能なら試着を。安全性は規格表示、快適性は通気孔の数と被り心地をチェックしましょう。
大阪府自転車安全利用推進委員会と共同で、自転車の安全利用を目的としてプロジェクトを始動しました。このプロジェクトは、大阪府内の自転車利用において、特に自転車保険加入率やヘルメット着用率の向上を目指しています。その名も、「ジテシラ project」(省略)
※公式競技ではJCF公認ヘルメットが原則必要。購入時はJCF公認リストや表示を確認しましょう。
出典:日本自転車競技連盟
※ 2023年4月1日施行の道路交通法改正により、すべての自転車利用者にヘルメット着用の努力義務が課されました(罰則なし)。
出典:警察庁・警視庁。
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GIRO(ジロ)

GIRO(ジロ)
米国発の総合サイクリングブランド。軽量で通気性の高いモデルから、空力(エアロ)を意識したモデルまでラインアップが広く、MIPSなど回転衝撃に配慮したテクノロジーを採用する製品も多いのが特徴です。ダイヤル式アジャスターによりフィット調整がしやすく、長時間ライドでも被り心地が安定します。
こんな人におすすめ:「通気性と軽さを両立したい」「MIPS搭載モデルを選びたい」「走行シーンに合わせてモデルを選びたい」
- 快適性:ベンチレーションが多く、夏場のライドでも蒸れを抑えやすい
- フィット:後頭部ダイヤルで微調整が簡単、ホールド感が安定
- 価格帯:中〜高価格帯。機能(MIPS等)や素材でレンジが変動
購入時は安全規格表示(CE/CPSC 等)の確認に加え、可能なら試着して側頭部の当たりやパッドの肌ざわりまでチェックすると失敗しにくいです。


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KASK(カスク)

KASK(カスク)
イタリア発の高品質ヘルメットブランド。軽量で被り心地がよく、長時間ライドでも首・頭の負担を抑えやすいのが魅力です。モデルにより通気性重視/エアロ重視が選べ、用途に合わせた最適解を見つけやすい構成になっています。安全規格(CE/CPSC 等)に適合し、国内流通品にはJCF公認のものもあります(公認の有無はモデルごとに要確認)。
軽量×フィット感が魅力の理由
軽量シェルとホールド感の高いリテンションで、長時間でも首・頭への負担を抑えやすいのがKASKの強みです。
代表モデルと用途
- Protone Icon:オールラウンド。ロング〜レースまで万能
- Valegro:超軽量&高通気。夏場・ヒルクライムに最適
- Mojito³:価格控えめでも必要十分。初めての一個に
こんな人におすすめ
軽さと被り心地を重視/夏場のムレが苦手/見た目の仕上げにもこだわりたい人。
サイズ選びと試着のコツ
- 頭囲(cm)を計測しサイズ表で選ぶ
- ダイヤルの可動域と側頭部の当たりを確認
- 前後のホールド感とパッドの肌ざわりもチェック
安全規格と公認表示
各モデルはCE/CPSC等の安全規格に適合。国内流通品にはJCF公認のモデルもあり(公認の有無はモデルごとに要確認)。
- Protone Icon:オールラウンド。レース〜ロングまで幅広く対応
- Valegro:超軽量・高通気。夏場やヒルクライム向け
- Mojito³:価格を抑えつつ必要十分な性能。初めての一個に
選び方のポイント:頭囲計測→サイズ選択→可能なら試着。
前後のホールド感(調整ダイヤル)と側頭部の当たり、パッドの肌ざわりを確認しましょう。


夜間装備もあわせて最適化 → Voltライトの選び方 / 携行品チェック → ツールケースの中身
※PROTONEとPROTONE ICONの主な違いは、以下の3点に集約されます。
- 通気性: PROTONE ICONは、エアインテークが大きくなり、内部のエアトンネルが深くなったことで、通気性が大幅に向上しています。
- フィット感: PROTONE ICONは、新しいフィットシステム「OCTOFIT+」により、より細かく、包み込むようなフィット感が得られます。
- 安全性: PROTONE ICONは、内部構造が改良され、回転衝撃に対するKASK独自の安全基準「WG11」を満たしています。
つまり、PROTONE ICONは、PROTONEの優れたデザインを引き継ぎながら、**「通気性」「フィット感」「安全性」**をさらに進化させた後継モデルです。
ロードバイク用ヘルメットの購入先の選び方|通販とショップの違い
1.通販で購入するメリットデメリット
😊メリット
- 価格が安い:海外通販やセールを利用すると20~30%OFFで買えることも。
- 品揃えが豊富:国内では手に入らないカラーや海外モデルも選べる。
- 時間を選ばず購入できる:忙しい人でもクリック一つで注文可能。
😅デメリット
- サイズ感が分かりにくい:ブランドやモデルによって頭の形に合わない場合がある。
- 保障や修理対応が不安:海外通販だと初期不良対応に時間がかかるケースも。
- 試着ができない:実際にかぶってフィット感を確認できないのは大きなリスク。
👉通販は「過去に同じブランドを使ったことがある人」や「価格重視の人」におすすめです。
2.実店舗(プロショップ・量販店)で購入するメリットデメリット
😊メリット
- 試着できる:頭の形やサイズに合うかをその場で確認可能。
- スタッフのアドバイス:専門知識を持ったスタッフに相談できる。
- アフターサポート:ストラップ調整やフィッティングもその場で対応してもらえる。
😅デメリット
- 価格はやや高め:定価販売が多く、通販より割高に感じることもある。
- 在庫の種類が限られる:欲しいカラーやモデルが店頭にない場合も。
👉初めてヘルメットを購入する人、フィット感を重視したい人には実店舗購入が安心です。
夜間装備もあわせて最適化 → Voltライトの選び方 / 携行品チェック → ツールケースの中身
まとめ|個人的、ベストヘルメットは?
ロードバイク用ヘルメットを選ぶポイントは以下の通りです。
- サイズとフィット感を最優先
- 安全規格や最新技術を確認
- 用途や走りかたに合ったタイプを選ぶ
- 信頼できるブランドから選ぶ
ヘルメットは命を守るだけでなく、サイクリングをより快適に、そしてスタイリッシュに楽しませてくれる相棒です。あなたにピッタリの一つを選び、安心してロードバイクライフを楽しんでください。
余談
一番のお勧めは、KASKのヘルメット!!
軽量、通気性、フィット感が3社中(GIRO・KASK・スペシャライズド)一番よかった。そして、後頭部部分のデザインのチェックも忘れがちなので見ておきましょう。
GIROのヘルメットは、ランス・アームストロング時代のヘルメットでキノコ型の頭に若干なりますが(2005年位?)の話なので現在2025年では、エアロ形状になっており、キノコ型にはならないので安心してください。
スペシャライズドは若干「こめかみ」部分がキツイ(狭い・細い)感覚があったので、ジャストフィットかとゆうとあやしいでした。
これらの問題は、実際にお店にいってみて試着させてもらう事を、強くお勧めします。
ソロ活忍者
自分が今現在保有しているヘルメットです。



