ロードバイク

【初心者向け】ロードバイクオーバーホール後、劇的に変わる3つのこと

ロードバイクのオーバーホールについて、わかりやすく解説します!

ロードバイクは自転車の一種ですが、同じ外を走る乗り物である自動車と同じで、各パーツの消耗が起こるのでオーバーホールといわれる車検を行う必要性があります。オーバーホールは長くロードバイクを愛用するためにも必須です。

ロードバイクを長く快適に乗るためには、定期的なメンテナンスが大切です。その中でも、オーバーホールは、自転車全体を一度点検・調整、新品同様の状態に戻す大切な作業です。

オーバーホールって、そもそも何をするの?

オーバーホールでは、自転車のほぼすべての部品を分解・洗浄し、摩耗した部品は好感します。具体的には、

  • フレーム:汚れ落とし、キズがあれば補修
  • 変速機:各パーツを調整し、スムーズな変速を確保
  • ブレーキ:ブレーキパッド交換、調整などを行い、確実な制動力を確保
  • ホイール:振れ取り、ベアリングの調整などを行い、スムーズな回転を実現
  • その他:ケーブル類の交換、グリスアップなど

といった作業を行います。

オーバーホール後の、劇的に変わる3つのこと

ロードバイクのオーバーホール後、あなたの愛車はまるで生まれ変わったように、驚くほどの変化を遂げます。それは単なる掃除や調整を超え、自転車のパフォーマンスを最大限に引き出す、まさに変身と言えるでしょう。

ここでは、オーバーホール後に期待できる、劇的に変わる3つのことを詳しく解説していきます。

1.ペダリングが軽くなり、スピードがアップ!

ベアリングの復活

オーバーホールでは、ペダル、クランク、ホイールハブなどのベアリングが分解・洗浄され、新しいグリオが塗布されます。これにより、回転抵抗が大幅に減少し、ペダリングが驚くほど軽くなります。

変速性能の向上

変速機のパーツは、長年の使用で摩耗したり、調整が狂ったりすることがあります。オーバーホールでこれらのパーツを調整し、新しいワイヤーに交換することで、変速がスムーズになり、ストレスなくギアチェンジができるようになります。

ホイールの振れ取り

ホイールが振れていると、走行中に余計な力を使ってしまい、スピードが出ません。オーバーホールでホイールを振れ取りすることで、直進安定性が向上し、よりスムーズな走行が可能になります。

2.ブレーキが確実に効き、安全性が向上!

ブレーキパッドの交換

ブレーキパッドは消耗品であり、定期的な交換が必要です。オーバーホールでは、新しいブレーキパッドに交換することで、制動力が回復し、急な停止時でも安心してブレーキをかけることができます。

ブレーキ調整

ブレーキキャリパーの調整や、ブレーキワイヤーの張り具合を調整することで、ブレーキタッチが向上し、より繊細なコントロールが可能になります。

リム面の清掃

リム面に付着した汚れやブレーキパッドのカスをきれいにすることで、ブレーキの効きが安定します。

3.自転車全体のコンディションが向上し、乗り心地が快適に!

フレームの洗浄

フレームに付着した汚れ落とし、ワックスをかけることで、見た目が美しくなり、錆の発生を防ぎます。

各部のグリスアップ

各部の部品に適切なグリスを塗布することで、スムーズな動きを確保し、異音の発生を抑えます。

全体的なて点検

オーバーホールでは、自転車全体をくまなく点検するため、小さな不具合も早期発見することができます。これにより、トラブルを未然に防ぎ、安心してサイクリングを楽しむことができます。

オーバーホールを自分でやることはできる?

オーバーホールは、専門的な知識と技術が必要な作業です。自分で行う場合は、事前にしっかりと手順を調べて、必要な工具を揃える必要があります。自身がない場合は、自転車専門店か購入店に依頼することをおすすめします。

時短、自分でやるのは不安、めんどう、と思う人は購入した自転車屋さんに頼むのが一番いいでしょう。相場が店にもよりますが、28、000~45、000円(工賃)ぐらいでしょうか。部品交換なら+部品代になってきます。

オーバーホールはパーツやフレームの定期検診を行います。オーバーホールを行うべき理由は、自動車の車検と同じです。


オーバーホールを自分でやった感想

結論から言って、大変です。

部品を外すために必要な工具が必要なので、交換部品と工具も買いそろえないといけません。ですが一度買ったら、次回にも使えるので使い回しがききます。

  • メリットもあります、自転車の構造がわかったことや、工賃が浮いたこと、自分一人で出来たことによる自信。長距離ライド時のトラブルシューティングができること等。
  • デメリットも当然あります。時間が掛かる、工具代が必要、手間

自分自身でオーバーホールした例で言えば、交換部品代 約10万(コンポーネント代)ぐらいでしょうか。

10万+28000~45000円 =128000~145000円になっていたでしょう。

自分の場合交換部品がほぼ全コンポーネント交換なので、自転車一台を構成する主要パーツの集合体を「コンポーネント」と呼ぶ。変速機(ディレイラー)やクランク、シフター、ブレーキなどからなる駆動の要になるパーツを全て交換しました。

ベアリング

ブレーキ キャリパー

オーバーホールは、ロードバイクを長く快適に乗るために欠かせない作業です。費用や日数がかかりますが、自転車の寿命を延ばし、安全で快適にサイクリングを楽しむことができます。ぜひ、定期的にオーバーホール行い、最高の状態で自転車に乗り続けてください。

ソロ活忍者

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