
結論ブロック|この記事で分かること
- ロードバイク初心者が10〜30kmで急につらくなる理由
- 後半をラクにするための3つの具体策
- 最初の5kmをどう走ると失速しにくいか
- 20km前後で脚が重くなる前にできる補給のコツ
- 30kmを気持ちで潰されないための距離の考え方
前回の記事では、
「ロードバイクは最初から楽しいものではない」
ということを書きました。
実際、ロードバイク初心者にとって、最初のうちはしんどいことのほうが多いです。
思ったより脚が重い。
息が上がる。
30kmが遠く感じる。
後半だけ急にきつくなる。
でも、それは向いていないからではありません。
多くの場合は、体力や才能の問題というより、
最初の配分とちょっとした準備の問題です。
今回は、次のライドでそのまま試せる、
「ロードバイクが少しラクになる3つのコツ」を書きます。
速く走るための話ではありません。
気持ちを折らずに、
もう一回走ってみようと思えるためのコツです。

ロードバイク初心者がしんどいのは、向いていないからじゃない
「最初は平気なのに、後半だけ急にしんどくなります」
「それは、ロードバイク初心者によくあることです」
「やっぱり体力不足ですか?」
「体力だけではありません。
最初の入り方と補給を少し変えるだけで、かなりラクになることがあります」
今回は、そんな“後半だけ急につらくなる感じ”をやわらげるために、
次のライドで試せる3つのコツをまとめます。
1. 苦しさの正体は「頑張りすぎ」と「準備不足」であること

ロードバイク初心者のころは、
「なんでこんなにしんどいんだろう」
と思いやすいです。
走り出しは元気でも、後半になると急に脚が重くなる。
思ったより進まない。
30kmがやけに長く感じる。
そこで、
「自分はロードバイクに向いていないのかもしれない」
と考えてしまう人もいます。
でも、たいていは違います。
苦しさの原因は、才能不足ではなく、
最初に頑張りすぎること、
ロードバイク 補給のタイミングが遅いこと、
距離を大きく見すぎることにあります。
つまり、少しだけ付き合い方を変えると、
ロードバイクはちゃんと楽になることがあります。
今回は、そのための3つのコツです。
コツ1|最初の5kmは“遅いくらい”でいい

「走り出しは元気なので、つい少し頑張ってしまいます」
「それ、初心者のころはとても自然です。
でも、その頑張りが後半のしんどさにつながることがあります」
「最初から遅いと、逆に走れていない気がしていました」
「むしろ最初の5kmは、遅いくらいで大丈夫です。
そのほうが30km全体ではラクに走りやすくなります」
初心者ほど、走り始めに頑張ってしまいます。
気持ちが前に出る。
脚もまだ回る。
景色も新鮮で、ついペースが上がる。
でも、その元気を最初に使いすぎると、
後半でしっかり返ってきます。
ロードバイク しんどい、と感じる日の多くは、
じつは最初の5kmで少し飛ばしすぎています。
だから、最初は
「遅いかな」
と思うくらいでちょうどいいです。
息が上がらない。
会話できる。
脚に力が入りすぎていない。
そのくらいで入ると、後半がかなり変わります。
ロードバイク 30kmは、最初の元気で押し切る距離ではありません。
最後まで残す走り方のほうが、ずっとラクです。
コツ2|補給はお腹がすく前に入れる

もうひとつ大きいのが、補給です。
補給は、速く走るためではなく、後半の自分を助けるための準備です。
「朝は食欲がなくて、つい何も食べずに出てしまいます」
「それもよくあります。
でも、ロードバイク初心者ほど空腹のまま走り出さないほうが安心です」
「しっかり食べないとだめですか?」
「いえ、少しで大丈夫です。
ひと口でも入れておくと、後半が変わることがあります」
ロードバイク初心者のころは、
「お腹がすいたら食べればいい」
と思いやすいです。
でも実際は、
空腹をはっきり感じたときには、
もう少し遅いことがあります。
脚が急に重くなる。
気持ちが落ちる。
集中しにくくなる。
止まりたくなる。
そんな後半のしんどさは、
体力だけではなく、
エネルギー不足が関係していることもあります。
とくに朝のライドは要注意です。
朝食が少なかった日や、
何も食べずに走り出した日は、
自分で思っているより早くつらさが来ることがあります。
だから補給は、
「お腹がすいてから」ではなく、
まだ平気なうちに少し入れるくらいがちょうどいいです。
特別な補給食でなくても大丈夫です。
大切なのは、
完璧な物を選ぶことより、
空っぽのまま我慢しないことです。
ほんの少し食べるだけでも、
20kmを過ぎたあたりのしんどさが変わることがあります。
特別な知識より先に、
「空腹になる前に少し食べる」
それを覚えておくだけでも、
ロードバイクは少しラクになります。
コツ3|距離ではなく“次の橋”“次のコンビニ”で区切る

「30kmあると思うと、それだけで少し気持ちが重くなります」
「それもすごく自然です。
距離を一気に見ると、脚より先に気持ちが疲れてしまうことがあります」
「どう考えたらラクになりますか?」
「次の橋まで、次のコンビニまで、というふうに小さく区切ると走りやすくなります。
30kmを一度に背負わなくて大丈夫です」
30kmと聞くと、長く感じます。
とくにロードバイク初心者にとっては、
まだ体より先に、気持ちが疲れやすい距離です。
「あと20kmもある」
そう思った瞬間に、心が少し重くなることがあります。
だから、距離を一気に見ないことです。
次の橋まで。
次の信号まで。
次のコンビニまで。
そこまで行ったら、また次を決める。
それだけで、気持ちはかなりラクになります。
ロードバイクが楽になるときは、
脚力が急についたときだけではありません。
先を見すぎず、目の前だけを見る。
それだけで走りやすくなる日があります。
速く走ることよりも、
まずは気持ちを折らずに続けられること。
そのための3つのコツを、最後にもう一度まとめます。
FAQ
FAQ
ロードバイク初心者は30kmでも普通にしんどいですか?
はい。普通です。
特に最初のうちは、20km前後から急につらくなることがあります。ロードバイクの補給は何を食べればいいですか?
最初はバナナ、あんパン、ようかん、ゼリーなどで十分です。
大事なのは、お腹がすく前に食べることです。最初からゆっくり走ると遅すぎませんか?
遅すぎるくらいでちょうどいいことがあります。
前半を抑えるほうが、結果的に30km全体は安定しやすいです。後半で気持ちが折れるのは体力不足ですか?
体力だけが原因ではありません。
距離の見方、補給の遅れ、最初の飛ばしすぎも大きく関係します。ロードバイクは慣れれば楽になりますか?
少しずつ楽になります。
ただし、急に上手くなるというより、付き合い方を覚えることでラクになる感覚です。
まとめ|少しラクになると、楽しさは少し早く来る
ロードバイクは、いきなり上手くなる趣味ではありません。
少しずつ、
自分なりの配分を覚えて、
補給のタイミングを覚えて、
気持ちが折れにくい走り方を覚えていく趣味です。
だから、しんどかったこと自体は失敗ではありません。
その中で、
「最初を抑える」
「早めに食べる」
「小さく区切る」
この3つを知るだけで、次のライドは少し変わります。
少しラクになると、
楽しさは少し早く来ます。
次は、ひとりで走るときに初心者が感じやすい
「いちばん不安なこと」について書こうと思います。
たぶん、それもまた、
あなただけではありません。
ソロ活忍者
はじめて走り出した日の怖さ。
30kmで感じた最初の壁。
補給を知らずに止まった日。
向かい風で心が折れそうになった日。
ここまでの流れを読むと、今回の「思ったより楽しくない」が、もっと自然につながります。
気になる方は、前の章からどうぞ。
次回予告